「Gemini CLI」に新モデル「Gemini 3 Flash」搭載、2.5 Proより3倍速く4分の1以下のコストに
Googleが2025年12月17日、「Gemini CLI」で新モデル「Gemini 3 Flash」を利用可能にしたと発表しました。エージェント型コーディングの指標であるSWE-bench Verifiedで78%を記録し、上位モデルのGemini 3 Proや従来の2.5系列を上回りながら、2.5 Proと比べて3倍速く、コストは4分の1未満というバランスの良さが特徴です。
詳細
- 性能: SWE-bench Verifiedで78%を記録し、2.5系列だけでなくGemini 3 Proも上回るスコアを達成
- 速度とコスト: Gemini 3 Proと比べて4分の1未満のコストで、2.5 Proの3倍の速度を実現。ターミナル作業に多い高頻度なやり取りに適したモデルと位置付け
- 対応タスク: 3Dグラフィック生成や大規模コンテキストのコード解析など、従来はPro級モデルでないとこなせなかったタスクにも対応可能に
- 提供対象: Gemini CLIおよびGoogle AI Pro/Ultraの有料利用者、有料APIキー利用者に提供。無料枠ユーザーへは順次段階的に展開
- 導入方法: Gemini CLI バージョン0.21.1以降にアップデートし、設定で「プレビュー機能」を有効化した上で、モデル選択メニューからGemini 3を選択
- 自動ルーティング: 複雑なタスクにはGemini 3 Pro、日常的な作業にはFlashを自動で振り分ける仕組みも用意
その後
Gemini 3 Flashの搭載は、Gemini CLIが実用ツールとして定着していく過程の重要な一歩となりました。もっとも、Gemini CLI自体はこの半年後の2026年5月、Googleの新プラットフォーム「Antigravity」への統合が発表され、個人向け提供の終了という大きな転換点を迎えることになります。