GeminiベースのコードGoogleが最適化エージェント「AlphaEvolve」、Google Cloudで一般提供開始
Googleは、より効率的なアルゴリズムを自動的に発見するGemini搭載エージェント「AlphaEvolve」を、2026年7月9日付でGoogle Cloudの全顧客向けに一般提供した。2025年12月からプライベートプレビューとして限定提供されてきたツールの本格展開となる。
詳細
- 概要: AlphaEvolveは、Google DeepMindと共同開発したGemini搭載のコード最適化エージェント。開発者が手作業では探索しきれない規模のアルゴリズム課題に対し、「進化的な協働者」として機能する
- 仕組み: ユーザーがベースとなるアルゴリズムと最適化したい目標を提示すると、AlphaEvolveがより高性能な解を自動的に探索し、ブラックボックスな結果ではなく人間が読めるコードとして最適化案を返す
- 今回の変更点: 2025年12月から続いていたプライベートプレビューから、Google Cloudの全顧客向けの一般提供(GA)へ移行した
- 利用方法: Google Cloud上の「Gemini Enterprise Agent Platform」経由で利用できる
- 想定ユースケース: 半導体設計、物流ネットワークのルーティング、医療研究の加速などが挙げられているほか、プレビュー期間中には半導体、ゲノミクス、金融サービス、計算科学分野でも活用されてきた
- 先行導入企業: BASF、JetBrains、Kinaxisなどが早期導入企業として挙げられており、これまで解決が困難だった業務・研究上の課題に取り組んだとされるが、具体的な成果の詳細は発表内では明らかにされていない
- 料金: 発表内では言及なし
使ってみるには
- Google Cloudの顧客は、Gemini Enterprise Agent Platform経由でAlphaEvolveにアクセスできる
- まずはベースとなるアルゴリズムと、何を最適化したいか(速度、リソース使用量、コストなど)を明確にした状態で試してみる
- 導入手順の詳細はGoogle Cloudブログのステップバイステップガイドを参照する
- スケジューリングやルーティング、チップレイアウトなど、総当たりの手作業探索が現実的でないアルゴリズム的に難しい課題から試すのがおすすめ