GitHub Copilot for VS Code、7月のv1.127-v1.131アップデートでAgentsウインドウ刷新やマルチチャット対応
GitHubは、VS Code向けGitHub Copilotの2026年7月分リリース(v1.127〜v1.131)をまとめたチェンジログを公開した。Agentsウインドウの刷新、1つのエージェントセッション内で複数チャットを扱える機能、Copilot Visionの一般提供など、多数の変更が含まれている。
詳細
- Agentsウインドウの刷新: 会話の隣にファイルや差分を開けるレイアウトに変更し、タブ管理を統合。差分の追加・削除行数の表示、コンパクトな差分表示、インライン/サイドバイサイド表示の切り替えなどでレビュー作業を高速化した
- Git worktree対応: Copilot・Claude・Codexを使った独立セッションを、リポジトリの別コピー上で起動できるように
- クイックチャット: ワークスペースを開かなくても質問できる機能を追加。プロジェクトのセッションとは別に保持される
- セッション管理: 関連する会話をグループ化し、ドラッグ&ドロップで並び替え可能に。サブエージェントの実行中はモデル・経過時間・実行中のツール呼び出しを確認できる
- PR対応の効率化: 失敗したCIチェックや新しいレビューコメントに、バナー通知から直接対応可能に
- マルチチャットセッション: 1つのエージェントセッション内で、それぞれ独立した履歴・タイトルを持つ複数の会話を扱えるように。会話の任意の時点から別アプローチを試す「ピアチャットのフォーク」機能も追加され、元の文脈を保ったまま分岐できる。個々のチャットは非表示・再表示・完全削除が可能で、マウスを使わずキーボードだけでチャット間を移動する操作にも対応した
- チャット・モデル関連: Copilot Visionが一般提供開始し、ファイルの貼り付け・ドラッグ・コンテキストメニューからの取り込みに対応。Business/Enterpriseユーザーは現在の請求サイクルの利用量をステータスメニューで確認可能に。BYOK(自前モデル)対応がAgentsウインドウにも拡大(エディタでは2025年3月から対応済み)。チャットメッセージの先頭に「!」を付けるとターミナルコマンドを直接実行できる
- エディタ・ターミナル・ブラウザ: モダンUIの試験版をStableでプレビュー提供(Insidersではデフォルト)、ターミナルの差分出力からファイルパスを選んで直接開ける機能(Gitの
i/・w/プレフィックスにも対応)、内蔵ブラウザタブの表示位置を設定可能に、バックグラウンドでも有効なVS Code全体のOSレベルショートカットを作成可能に、既存のプロンプトファイルをスキルへ変換する機能、ツールバーからのエディタ種別切り替え、Agentsウインドウ内でエージェントが操作可能なコメント付きMarkdown編集に対応した - アクセシビリティ:
dictation.enabled設定でチャット・エディタ・統合ターミナルでの音声入力に対応。実験的なdictation.experimental.llmCleanup設定で、話した内容をCopilotが整形・クリーンアップ可能に。ターミナルのアクセシブルビューでは、出力が届いてもカーソル位置を維持し独立して読み上げ可能になった
使ってみるには
- VS CodeをStableチャンネルでv1.131以降に更新し、Agentsウインドウの新レイアウトやマルチチャット機能を確認する
- 設定で
dictation.enabledを有効にし、音声入力を試す - ファイルをCopilot Chatにドラッグ&ドロップし、一般提供されたCopilot Visionを試す
- チャットメッセージの先頭に「!」を付けてターミナルコマンドを直接実行してみる