VS Code版GitHub Copilot、8月まとめで「ラバーダック」レビューと多言語ディクテーションを追加
GitHubは2026年8月31日、VS Code版GitHub Copilotの8月まとめ記事を公開しました。バージョン1.132から1.135にかけて追加された変更点を、エージェントセッション/ワークフロー、チャット/レビュー、統合ブラウザ、ディクテーションの4テーマに分けて紹介しています。
詳細
- エージェントセッションとワークフロー: チャットを水平・垂直方向にグループ化して並べて表示できるようになったほか、
/btwと入力するとメインチャットの文脈を共有したままサイド会話を開ける機能、トランスクリプトのガター部分にプロンプトのタイムラインを表示するナビゲーション機能、新しい「Agent Plugins 1.0」規格に準拠したプラグインからポータブルなエージェントカスタマイズをインストールする機能が追加された - プロバイダー横断の柔軟性: ClaudeをAPIキーで設定している場合、GitHubへのサインインなしでAgentsウィンドウを開ける実験的設定が追加され、Claudeセッション内でAnthropicサブスクリプションのモデルとCopilotサブスクリプションのモデルを切り替えられるようになった。他のアプリケーションで開始したCopilotやClaudeのエージェントセッションをVS Code上で直接閲覧・再開できるほか、Agent Hostを使えば複数のVS Codeウィンドウから同一セッションに接続できる
- 実験的な「セカンドオピニオン」コマンド: Copilot Agent Hostセッション内の新しい
/rubber-duckコマンドにより、現在の作業について別モデルの見解を得られるようになった - チャット・レビュー関連の改善: 会話全文を対象としたテキスト検索、該当プロンプトを見失わないようにするチャットのスティッキースクロール、Markdownの差分表示と編集を統合したビュー、ブレッドクラムバーからの通常エディタ/差分エディタ切り替え、チャット内ターミナル出力のリサイズ対応、応答フッターにカーソルを合わせるとモデルごとの入力・キャッシュ済み入力・出力トークン使用量が表示される機能が追加された
- 統合ブラウザ: 複数のHTML要素を選択・注釈してピンポイントのUIフィードバックを残せるようになり、ローカルのHTMLファイルは開発者やエージェントによる編集時に自動リロードされるようになった。また、HTMLファイルをデフォルトでブラウザ表示する設定も可能になった
- ディクテーション: オンデバイスモデルが複数言語での音声入力に対応し、プロジェクト固有の用語に合わせてユーザー単位・ワークスペース単位でクリーンアップ指示をカスタマイズできるようになった。さらに、ターミナルコマンド向けにシェルを意識したクリーンアップが導入され、話した内容の句読点をコマンド構文に誤って挿入することがなくなった
その後
この記事は今後の予告ではなく振り返り形式のまとめであるため、紹介された変更はVS Code 1.132〜1.135を利用しているユーザーにはすでに反映されています。ClaudeとCopilotのセッションを同じウィンドウ、さらには同じAgent Host接続で共有できるようにするプロバイダー横断の取り組みは、8月に入ってからの一連の動き(グローバルモデルポリシーの一般提供開始、Copilotアプリの「Customize」タブなど)と軌を一にしており、GitHubが自社のエージェントスタックとサードパーティ製モデルのサブスクリプションとの境界を緩めつつある姿勢がうかがえます。