ChatGPT ニュース 2026/09/05 AI判定 重要度:高

OpenAI、最も高性能かつアライメントの取れたモデル「GPT-6 Astra」をリリース

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OpenAIは「GPT-6 Astra」をリリースしました。事前学習・強化学習・アライメント研究の進展を組み合わせた、これまでで最も知能が高くアライメントの取れたモデルだとしています。

詳細

  • コンピュータ操作: OSWorld 2.0で72.6%を記録(GPT-5.6 Solの65.7%から向上)。タスク完了速度は47%高速化し、Mind2Webでは1.9倍の速度を実現。フォーム入力、調査、コードレビュー、ソフトウェアのインストール、トラブルシューティングをカバー
  • 専門業務・学術分野: AutomationBenchで41.4%(従来18.1%)、BenchCADで95.9%(従来83.3%)、FrontierMath Tier 4で97.6%(飽和率98%)、ARC-AGI-3で99.9%を記録。OpenAIは、長年未解決だった素数のギャップに関する問題の解決にも貢献したとしている
  • コーディング・サイバーセキュリティ: DeepSWE v1.1で74.1%、Terminal-Bench 4.0で57.9%(従来37.3%)、ExploitBenchでは満点の100%を記録。長時間のコーディングセッション向けの新しいコンテキスト保持機能も追加。評価中には未知のゼロデイ脆弱性を2件発見し、開発元に報告済み
  • アライメントの向上: 解決不可能なタスクへの回避率(不正な手段で「クリア」しようとする割合)が、GPT-5.6 Solの48%から0%へ改善。自身の能力を偽って伝える可能性も3分の1に低下しており、OpenAIはこれまでで最もアライメントの取れたモデルだとしている
  • 展開スケジュール: 一部組織向けの限定提供を即座に開始し、数日以内にChatGPT Plus・Pro・Business・Enterpriseユーザーへ全面展開。OpenAI API、Microsoft Azure、AWS Bedrock経由でも利用可能に。エンタープライズ管理者は明示的に有効化する必要があり、リリース時点ではデフォルトで無効
  • API料金: 標準モードで入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドル。2倍の速度で2倍の料金となる「Fast Mode」も用意され、キャッシュの読み書きには別料金が適用される。既存のサブスクリプション利用枠の範囲内で利用可能

その後

「GPT-6 Astra」は、OpenAIが9月1日に「Path to Astra」で予告していたモデルの正式リリース版にあたります。同社は当時の記事で、このモデルがサイバーセキュリティ能力において「Critical」水準に達したことと、一般提供に先立つ安全対策の詳細を公開していました。OpenAIは今回のリリースを、ほとんどのベンチマークにおいてClaude Fable、Claude Opus、Geminiを上回る性能だと位置づけており、特にコンピュータ操作とサイバーセキュリティの分野で優位性を示しています。これにより、Astraは一般消費者向けのChatGPTと企業・開発者向けチャネルの両方における新たな主力モデルとなります。