OpenAI、AIと10代の発達に関する独立研究に500万ドルの助成金を提供
OpenAIは、生成AIが10代の若者の生活や発達に与える影響を研究する独立した研究者向けに、500万ドル規模の助成金プログラムを開始しました。
詳細
- 応募資格: 18歳以上で研究機関に所属する研究者、または児童・青少年の発達、ヒューマン・コンピュータ・インタラクションなどの分野で豊富な経験を持つ人物。営利団体は優先されない
- 研究対象: 10代の利用パターンと発達への影響、AIが社会性・感情・人間関係に与える影響、その影響が属性によってどう異なるか、そして保護策・設計上の工夫・政策的アプローチなど、学際的な提案を対象とし、定性的・定量的・実験的・混合手法のいずれの研究にも門戸を開いている
- 助成条件: 総額500万ドルのうち、1件あたり最大100万ドルを助成。間接経費の上限は10%で、学生・博士研究員への支援にも充当可能
- スケジュール: 応募締め切りは2026年10月6日、採択通知は2026年11月13日まで。2027年第1四半期には中間進捗報告が必須
- 要件: 提案には研究課題・手法・研究対象・倫理的配慮・チームの専門性・利益相反について記載する必要があり、未成年を対象とする研究には詳細な倫理・保護プロトコルが求められる
その後
今回の助成金プログラムは、OpenAIが今年先に表明したカリフォルニア州の青少年AI安全法案「SB 1119」への支持表明に続くものです。同社は政策論議の方向性を直接左右するだけでなく、そうした議論の土台となる独立したエビデンスの蓄積にも資金を投じる姿勢を示しています。