Sakana Chat、「Fugu Max」に刷新しセッションをまたぐメモリー機能を追加
Sakana AIは2026年9月17日、東京拠点の同社が提供する無料のブラウザベースのチャットプレイグラウンド「Sakana Chat」をアップデートしました。今回の更新により、チャットインターフェースにオーケストレーションモデル「Fugu Max」が導入され、会話をまたいで文脈を保持するメモリー機能が追加されています。
詳細
- モデルの刷新: Sakana Chatは、9月11日にリリースされたオーケストレーションモデル「Fugu Max」を採用。Fugu Maxは、Nemotronファミリーを含むオープンウェイトモデルなど自社の複数モデルのプールから、各プロンプトに最も適したモデルへ振り分けることで、単一の大規模な独自モデルに頼らずフロンティアモデルに匹敵する品質を目指す
- メモリー機能: ユーザーが一度伝えた内容――自分の役割、取り組んでいるプロジェクト、好みの回答の書式や文体――が、その後の会話にも引き継がれ、毎回繰り返し指示する必要がなくなる
- ユーザーによる管理: 保存されたメモリーは設定画面で確認でき、完全に無効化することも可能
- 適用範囲の制限: 新しいメモリーが記録されるのは今回のアップデート以降に開始した会話のみで、それ以前の会話履歴が遡って利用されることはない。またこの変更はAPIには適用されず、API連携を行う場合は引き続き独自に会話状態を管理する必要がある
その後
このアップデートはchat.sakana.aiで設定不要のまま即座に反映されています。前日に行われたリサーチプラットフォーム「Marlin」の関連アップデートに続くもので、今週Sakanaが新しいオーケストレーションモデル「Fugu Max」を、コンシューマー向けチャット製品とリサーチツールの両方に展開したことになります。