ElevenLabsがベータ版を公開──プレシード200万ドルで音声AIスタートアップが始動
ポーランド出身のPiotr DąbkowskiとMati Staniszewskiが2022年に立ち上げたElevenLabsが、AI音声合成プラットフォームのベータ版を公開しました。同時にCredo Venturesが主導する200万ドルのプレシード資金調達も発表し、本格的な事業展開に動き出しました。
詳細
- 提供内容: 文章を人間らしい抑揚・イントネーションで読み上げる音声に変換するプラットフォームで、コンテンツ制作者や出版社の長文コンテンツ音声化を想定
- 技術的特徴: 文脈に応じて話し方を調整できる点をアピールし、単調な読み上げになりがちな従来のテキスト読み上げ(TTS)との違いを強調
- 資金調達: Credo Ventures主導、Concept Ventures参加による200万ドルのプレシードラウンド
- 今後の計画: 話者の声の特徴を保ったまま別言語に吹き替える「AI吹き替えツール」を2023年内にリリースする計画も明らかにした
- 創業の経緯: 元Googleの機械学習エンジニアPiotr Dąbkowskiと、元Palantirのビジネス職Mati Staniszewskiが2022年に設立し、2022年中はステルスで音声AIモデルの研究開発を進めていた
その後
ベータ公開からわずか半年で登録ユーザーは100万人を突破し、2023年6月にはSeries Aによる本格的な事業拡大へとつながります。多言語対応や吹き替え機能への布石となったこの発表が、ElevenLabsの音声AI市場での急成長の出発点となりました。