Google、対話型AI「Bard」を米英で先行公開──ChatGPTに対抗する初弾
Googleが対話型AI「Bard」を米国・英国のユーザー向けにウェイトリスト方式で公開しました。2023年2月6日にSundar Pichai CEOが試験提供を予告してから約1カ月半後の一般公開で、OpenAIのChatGPTが世界的なブームを巻き起こす中、Googleとして初めて一般ユーザーが触れる対話型AI製品となりました。
詳細
- モデル: 大規模言語モデル「LaMDA」の軽量版をベースに構築。フル版ではなく応答速度と提供規模を優先した仕様
- 提供方法: bard.google.com でウェイトリストに登録し、順次アクセスが許可される段階的ロールアウト
- 対象地域: 当初は米国・英国の英語ユーザーに限定。今後他の国・言語へ拡大予定と説明
- 機能: 質問への回答に加え、複数の「下書き(drafts)」を表示して回答を選べる機能、フィードバック用の高評価・低評価ボタンを搭載
- 位置付け: Google検索とは別のスタンドアロン製品として提供され、生成AIによる「実験的な」サービスと位置付けられた
その後
Bardは公開直後、宣伝動画中の誤答が話題になるなど厳しい評価にさらされましたが、Googleはその後も機能拡張を続け、2023年12月には大規模モデル「Gemini」を発表。2024年2月には製品名自体もBardから「Gemini」へと統一され、今日のGeminiアプリへとつながっていきます。