Stable Diffusion 3 Mediumがオープンウェイトで公開──個人PCでも動く20億パラメータモデル
Stability AIが、台湾で開催されたComputex Taipeiの壇上で、Stable Diffusion 3シリーズのオープンウェイト版「SD3 Medium」を公開しました。共同CEO兼CTOのChristian Laforte氏がAMDのLisa Su CEOとともに登壇し、6月12日の公開を発表。2月に予告されていたSD3の一般提供がようやく実現した形です。
詳細
- モデル規模: 20億パラメータのMultimodal Diffusion Transformer(MMDiT)モデルで、コンシューマー向けGPUでも動作する軽量さが特徴
- 画質改善: 手や顔などの写実性、複雑なプロンプトの理解力、タイポグラフィ(文字表現)の精度が大きく向上
- ライセンス: 非商用は無料のCommunity Licenseで提供され、大規模商用利用には別途ライセンス契約が必要
- 提供先: Hugging Faceでモデルを公開し、NVIDIA・AMDによる推論最適化も同時に発表された
その後
SD3 Mediumの公開はStability AIにとって、経営再建期における技術的な存在感を示す重要な一手となりました。同年10月には上位モデル群「Stable Diffusion 3.5」が公開され、オープンウェイト路線を維持しながらの進化が続いています。