「Claude Code」研究プレビュー公開──ターミナルで動く自律コーディングツール
Anthropicが2025年2月24日、新モデル「Claude 3.7 Sonnet」の発表と同時に、コマンドラインで動く自律コーディングツール「Claude Code」を限定研究プレビューとして公開しました。開発者のターミナルに常駐し、コードの検索・読解から編集・テスト実行・GitHubへのコミットまでをこなす「積極的な協働者」として売り出されたのが特徴です。
詳細
- できること: コードの検索・読解、ファイル編集、テストの作成・実行、GitHubへのコミット・プッシュ、コマンドラインツールの実行までを一貫してこなす
- 提供形態: 「限定研究プレビュー」として、ドキュメントに沿って登録した開発者から順次利用可能に。まだ一般公開ではなく実験段階の位置づけだった
- 早期の実績: 社内テストでは、通常45分以上かかる手作業を1回の実行で完了させたケースも。テスト駆動開発、複雑なバグ調査、大規模リファクタリングで特に有効とされた
- 同時発表のClaude 3.7 Sonnet: 通常の応答モードと、時間をかけて考える「拡張思考(extended thinking)」モードを切り替えられるハイブリッド型モデル。APIでは思考に使うトークン予算を最大12.8万トークンまで指定可能
- 今後の改善予定: ツールの信頼性向上、長時間実行コマンドへの対応、アプリ内表示の改善などをフィードバックを基に進めるとした
その後
研究プレビューから約3か月後の2025年5月、Claude 4の発表に合わせてClaude Codeは一般提供(GA)へ移行。その後わずか半年ほどで年間経常収益(ARR)が10億ドル規模に達するなど、Anthropicのエージェント型製品戦略の中核として急成長していくことになる。