Claude Codeが年間経常収益10億ドルに到達、AnthropicはJavaScriptランタイム「Bun」を買収
Anthropicが2025年12月3日、Claude Codeの年間経常収益(ARR)が10億ドル規模に到達したことと、JavaScript/TypeScriptランタイム「Bun」の買収を同時に発表しました。2025年5月の一般提供開始からわずか半年での10億ドル到達は、エンタープライズソフトウェアとして異例の速さとされています。
詳細
- ARR10億ドル到達: 2025年5月の一般提供開始から約6か月で到達。Netflix、Spotify、KPMG、ロレアル、Salesforceなど主要企業での導入が広がったことが背景にあるとされる
- Bun買収: 2021年にJarred Sumner氏が創業したJavaScript/TypeScriptランタイム「Bun」を買収。ランタイム・パッケージマネージャー・バンドラー・テストランナーを一体化したツールキットで、月間700万件超のダウンロード、GitHubスター8万2000超を誇る
- 既存採用企業: MidjourneyやLovableなどがBunを採用してきた実績がある
- 買収後の方針: Bunは引き続きオープンソース・MIT ライセンスを維持し、Anthropicは開発者にとって「望ましいJavaScript/TypeScriptランタイム」であり続けるための開発継続を約束
- 狙い: Claude Codeのインフラ・パフォーマンス強化が目的。最高製品責任者Mike Krieger氏は、技術的卓越性の追求と、指数関数的に伸びるAI活用を支えるインフラ整備の一環だとコメント
その後
Claude Codeの成長はその後も加速し、2026年に入ってからもARRは伸び続けている。ターミナルから始まった一つの製品がAnthropic全体の収益の大きな柱へと成長したことは、エージェント型コーディングツールが実験段階から企業インフラの必須要素へと移行したことを象徴する出来事となった。