Google、「思考モデル」Gemini 2.5 Pro発表──LMArenaで大差の首位に
Googleが新モデル「Gemini 2.5 Pro」を発表しました。応答前に内部で「思考(thinking)」プロセスを経ることで精度を高める推論特化型モデルで、公開直後にAIモデル比較サイト「LMArena」で大差をつけて首位に立ち、話題を集めました。
詳細
- 思考モデル: 回答を出す前に複雑な問題を段階的に推論する「thinking」機能を標準搭載
- コンテキストウィンドウ: 最大100万トークンに対応(200万トークンへの拡張も予告)。テキスト・音声・画像・動画・コードリポジトリ全体を横断的に処理可能
- ベンチマーク: LMArenaで大差の首位を獲得。難関ベンチマーク「Humanity’s Last Exam」でツール利用なしのスコア18.8%を記録
- コーディング性能: SWE-Bench Verifiedでカスタムエージェント構成を用いて63.8%を記録し、開発者から高い評価
- 提供開始: Google AI StudioおよびGemini Advancedユーザー向けにGeminiアプリで即日提供。Vertex AIへの展開は追って実施、料金体系も後日公表
その後
Gemini 2.5 Proは「思考モデル」路線の主力として位置付けられ、同年5月のGoogle I/Oでもアップデートが発表されるなど、Geminiシリーズの推論能力強化の軸となりました。コーディング分野での評価の高さから、開発者向けツールとの連携も広がっていきます。