Google、非同期コーディングエージェント「Jules」を公開ベータに
Googleが2025年5月20日、Google I/O 2025に合わせて非同期AIコーディングエージェント「Jules」を公開ベータとして提供開始しました。2024年12月にGoogle Labsの実験的プロジェクトとして限定テスターに公開されて以来、約5か月を経ての世界同時ベータ入りで、Gemini 2.5 Proを基盤にクラウド上の仮想マシンで自律的にコードを処理する点が特徴です。
詳細
- 非同期型エージェント: 従来の「コパイロット」型とは異なり、コードを読み込んで意図を理解し、人間が別の作業をしている間にバックグラウンドでタスクをこなす設計
- 実コードベース対応: サンドボックスではなく実際のプロジェクト全体のコンテキストを踏まえて作業し、Google Cloud上の安全な仮想マシンで並行して複数タスクを処理可能
- 透明性: 実装に着手する前に計画と推論過程を提示し、実行前・実行中・実行後にユーザーが計画を修正できる
- GitHub連携: 既存のGitHubワークフローに組み込んで、テスト作成・機能追加・バグ修正・依存関係の更新などをこなす
- 音声変更履歴: 変更内容を音声で聞ける「オーディオチェンジログ」機能も搭載
- 提供条件: ベータ期間中は利用上限付きで無料、待機リストなしで即利用開始可能。料金体系はベータ終了後に導入予定と説明
その後
公開ベータの期間中、数千人の開発者が数万件のタスクに取り組み、14万件超のコード改善が公開の場で共有されるなど反響を呼びました。この実績を踏まえ、Julesは2025年8月6日に正式公開(GA)へ移行し、無料・Pro・Ultraの3段階プランを備えた本格的な製品として再スタートを切ります。