Meta、「Muse Spark 1.1」を発表──開発者向けAPIプレビューも開始、画像・動画生成モデル「Muse Image」「Muse Video」も投入
Meta Superintelligence Labs(MSL)が2026年7月9日、マルチモーダル推論モデル「Muse Spark 1.1」を発表し、同時に開発者向け「Meta Model API」のパブリックプレビューを開始しました。4月に投入されたMuse Sparkの初となるアップデート版で、ツール利用・コンピュータ操作・コーディングといったエージェント関連能力を大きく強化しています。これに先立つ7月7日には画像生成モデル「Muse Image」と動画生成モデル「Muse Video」も投入されており、Metaの非Llamaブランド「Muse」ファミリーが一気に拡充された1週間となりました。
詳細
- Muse Spark 1.1の強化点: 100万トークンのコンテキストウィンドウ、マルチエージェントによるタスクの並列委任、複数アプリにまたがるコンピュータ操作、大規模で複雑なコードベースに対するデバッグ・機能追加など、エージェントタスク全般で性能が向上
- Meta Model API: 開発者向けにパブリックプレビューを開始。OpenAI互換のAPI仕様を採用し、20ドル分の無料クレジットが付与される
- 早期パートナーの評価: Replit・Cline・Box・OpenClaw Foundationなどが早期パートナーとして参加し、「長いコンテキスト・マルチモーダル対応・高い推論能力を備えた完全なエージェント基盤」と評価
- Muse Image(7月7日発表): Web検索やコード実行といったツールを自ら呼び出して精度を高める「エージェント的」な画像生成モデル。複数の参照画像からの合成や反復的な編集にも対応し、Muse Sparkとの連携も可能
- Muse Video(7月7日発表): Muse Imageと同じ基盤から派生した動画生成モデル。ネイティブ音声対応と高い視覚的忠実度が特徴で、Text-to-VideoのArenaランキングで3位にランクイン
- 提供範囲: Muse SparkはMeta AIアプリ・meta.aiの「Thinking」モードで利用可能。Muse ImageはMeta AIアプリ・meta.ai・Instagram Stories(米国)・WhatsApp(一部国)で提供開始、Facebookにも今後展開予定。Muse Videoは近日提供予定
使ってみるには
- Muse Spark 1.1はmeta.aiまたはMeta AIアプリの「Thinking」モードから利用可能。開発者はMeta Model APIのパブリックプレビューに申し込むことで、20ドル分の無料クレジットを使って試すことができる
- Muse ImageはMeta AIアプリ・meta.ai・Instagram Stories(米国)・WhatsApp(一部国)ですでに利用可能。Muse Videoは近日展開予定で、現時点では一般提供されていない
- 生成コンテンツにはウォーターマーク技術「Content Seal」が適用されており、meta.ai/identification で生成物かどうかを確認できる