天工「ショートドラマ工作台」がSD2.0へ、AIエージェント演出でキャラ崩れを抑制
Kunlun Wanwei(昆仑万维)が、天工(Tiangong)の「ショートドラマ工作台(Short Drama Workbench)」を刷新し、Agentによる知能分鏡(絵コンテ)機能「SD2.0」と「無限キャンバス」を追加しました。AIショートドラマ制作にありがちな「キャラクターの顔や位置がブレる」「物語が破綻する」といった課題に対し、ランダム生成任せではなく制御可能な制作フローへの転換を狙っています。
詳細
- SD2.0知能分鏡: 台本アップロード→素材抽出→立ち位置図生成→プロンプトテンプレート→絵コンテ台本→動画生成という6段階のワークフローを用意し、各段階で人間が介入・確認できる設計
- キャラクター一貫性: Director Agentが台本を解釈し、キャラクター・シーン・小道具のマルチアングル素材を自動生成。連続するカットの参照構図をマッピングし、顔や位置のブレを防止
- 無限キャンバス: 制作素材と出力を1つのプロジェクトビューに集約。720度パノラマでのシーン確認や、3Dディレクターズステージでの人物配置・グループシーンの事前設計も可能
- 多言語対応: 英語ネイティブ対応により、海外向けショートドラマの制作にもそのまま利用可能
- 実績: 本ワークベンチで制作された作品(『The Sacrificed Son Rises to God』『Golden Dragon: Yield to None』など)は、自社プラットフォーム「DramaWave」公開からわずか7日で「100万ドル規模」の収益を達成したという
- 今後: Skyreels・Seedance・Klingなど複数の動画生成モデルを段階的に統合していく方針
使ってみるには
- スタジオ管理機能として、権限別のサブアカウント体制やプロジェクト・チーム・期間別のコスト追跡も搭載
- 天工AIの短編ドラマ事業は、Kunlun Wanwei全体のAIツール事業を上回るARR(年間経常収益)を稼ぐ主力事業に成長しており、今回のアップデートはその生産体制強化の一環です
- 詳細はSkywork/天工公式サイト(skywork.ai / tiangong.cn)で確認できます