DeepSeek-V4-Proが正式版に、8月16日からはピーク/オフピーク料金制へ移行
DeepSeekは2026年8月13日、DeepSeek-V4-Proを正式版(GA)として、アプリ・Web・APIの全チャネルで提供開始しました。モデルパラメータをdeepseek-v4-proに設定することでアクセスできます。同モデルは4月からプレビュー提供されていましたが、今回のGA版「DeepSeek-V4-Pro-0813」では、モデルがツールを使い、コードを実行し、人手をあまり介さずマルチステップのワークフローを完遂する「エージェント能力」に重点を置いた強化が図られています。
詳細
- エージェント系ベンチマーク: HLEはツールなしで42.7、ツールありで60.0、Terminal Bench 2.1は87.9、NL2Repoは61.5、Cybergymは83.3、DeepSWEは62.7、DSBench-FullStackは71.1、DSBench-Hardは67.2を記録
- コンテキストと出力長: コンテキストウィンドウは最大100万トークン、出力は最大38.4万トークンまで対応
- 3段階の思考強度: V4-ProとV4-Flashの両方で「low」「high」「max」の3段階の思考強度設定が可能になり、開発者はレイテンシ・コストと推論の深さをトレードオフできるようになった
- OpenAI Responses APIへのネイティブ対応: APIがOpenAIのResponses API形式にネイティブ対応し、特にCodex向けに調整された設定が可能に
- 7月のV4-Flashベータからの流れ: V4-Flashは2026年7月31日にパブリックベータを開始しており、当時のエージェント系スコアはより低め(Terminal Bench 2.1で82.7、DSBench-Hardで59.6)。V4-Pro自体は今回のGAまでスコアは変わっていなかった
その後
- 2026年8月16日16:00 UTC(協定世界時)から値上げが実施される予定。ピーク/オフピーク料金制が導入され、V4-Proの出力トークン料金は現行の一律100万トークンあたり0.87ドルから、ピーク時には100万トークンあたり3.96ドルに引き上げられる。オフピーク料金はピーク時の半額に設定される
- DeepSeekは8月6日の時点で「大幅な」値上げを予告していたが、当時は具体的な金額は明らかにされていなかった