Suno、「Studio 2.0」をリリース——MIDI編集、AIチャットバー、カスタムプラグインをPremier会員向けに提供
Sunoがブラウザ完結型のDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)「Studio」の大型アップデート版「Studio 2.0」をリリースしました。MIDI編集機能、カスタム楽器・プラグインを作成できるAIチャットバー、高度なステム分離、そしてPremier会員向けの無制限・高解像度エクスポートが新たに追加されています。
詳細
- MIDI対応: タイムライン上でMIDIのインポート・録音・編集が可能に。内蔵のウェーブテーブルシンセで音色を設計でき、MIDIクリップを音声生成のプロンプトとして利用したり、仮想キーボードや接続した外部キーボードでリアルタイム演奏したりできる
- チャットバー(ベータ版): AIとの対話を通じてカスタム楽器・ボーカル・プラグインを作成したり、セッションやトラックの整理を依頼したりできるチャットインターフェース。カスタムプラグインはチャット経由で、事前クレジット消費なしに作成できるとされている
- 高度なステム分離: 生成済み音源やインポートした外部音源から高忠実度のステムを抽出可能。外部トラックの分解にも対応し、リミックスやアレンジの自由度が向上
- オーディオエフェクト・カスタムプラグイン: サイドチェイン・コンプレッションやコンボリューション・リバーブといった純正デバイスに加え、オリジナルプラグインの作成が可能
- オートメーション: トラックやプラグインのパラメータを時間経過とともに変化させるオートメーションカーブを描画可能。プロ向けDAWでは標準的な機能がStudioに標準搭載された
- エクスポート: Premier会員は32bit/48kHzのマルチトラックおよびステムを無制限にエクスポート可能となり、従来の制限が撤廃された
- 位置づけ: Studioプロダクトマネージャーの Henry Phipps 氏は、今回のアップデートについて「すでに慣れ親しんだワークフローへのアクセスを保ちながら、より多くのインスピレーションの得方を提供する」ものだと説明。ブログ記事では「優れた音楽は優れたアーティストによって生み出される」とし、人々が創造的なビジョンを表現する新たな手段を作ることを目指すと改めて述べている
その後
- Studio 2.0はすでに提供開始されており、Suno Premier会員限定で利用可能
- チャットバー機能は引き続きベータ版であり、今後さらなる改良が見込まれる
- 詳細はSuno公式ブログ(suno.com/blog/studio-2)を参照