ChatGPTデスクトップアプリがLinuxに登場 ― インタラクティブなクイズやプロジェクト単位のメモリ設定も追加
OpenAIが8月14日付のChatGPTリリースノートで、複数の小規模な機能アップデートをまとめて発表した。中でも最大の目玉は、ChatGPTとCodexのデスクトップアプリがLinux版パブリックプレビューとして利用可能になったことで、そのほかにもインタラクティブなクイズ、プロジェクト単位のメモリ設定、Web版・Android版の細かな改善が加わった。
詳細
- Linuxデスクトップアプリ(パブリックプレビュー): ChatGPTとCodexのデスクトップアプリが、Ubuntu 24.04 LTSおよび26.04 LTS向けにグローバルでパブリックプレビューとして利用可能になった。これにより、既存のmacOS版・Windows版に続き、デスクトップアプリの対応プラットフォームが3つ目に拡大した
- インタラクティブなクイズ: ユーザーはChatGPTにあるトピックについてクイズを出すよう依頼でき、別画面に切り替えることなく、会話の中で直接質問に回答できるようになった
- プロジェクト単位のメモリ切り替え: 対象となる非共有プロジェクトについて、新しいプロジェクトを作り直すことなく、既存のプロジェクトを「デフォルトメモリ」と「プロジェクト限定メモリ」の間で切り替えられるようになった
- パーソナライズされたホーム画面の提案: 対象となる有料ユーザーのホーム画面に、実際の会話履歴に基づいてカスタマイズされた提案が表示されるようになった
- 無料・GoプランでもWeb版Thinkモードが利用可能に: これまで有料プランのWeb版に限定されていた「Think」機能が、無料プランおよびGoプランのWeb版でも選択できるようになり、難しい質問に対してChatGPTがじっくり推論できるようになった
- Android版コンポーザーの改善: テキストや添付ファイルを追加した後もディクテーション(音声入力)ボタンが表示されたままになり、入力・削除に応じてコンポーザーの提案がリアルタイムで更新され、物理キーボード接続時は入力が中断されないようコンポーザーのフォーカスが維持されるようになった
その後
いずれも単独で大きく取り上げるほどの機能ではなく、OpenAIは専用の発表ではなく通常のリリースノート更新としてまとめて公開した。中でも波及範囲が最も広いのはLinuxデスクトッププレビューで、ChatGPTとCodexがmacOS・Windows以外で初めてネイティブのデスクトップクライアントを持ったことになり、Linuxユーザーはブラウザに頼らずアプリを利用できるようになる。