OpenAI、教育団体CodeAIと提携し生徒向けAIリテラシー支援を発表
OpenAIが、CEOのカリム・メグジ(Karim Meghji)氏が率いる教育団体CodeAIとの「シグネチャー・パートナーシップ」を発表した。生徒・教育者向けにAIリテラシーのためのツールやリソースを提供するという内容で、発表はChatGPT for Teensの立ち上げと同じタイミングで行われた。
詳細
- CodeAIの取り組み: CodeAIは「AI Foundations」と呼ばれる、無料で1年間続く高校向けコースを開発しており、これまでにも独自の生徒向けAI利用調査を実施してきた
- 発表された主なプログラム: OpenAIによれば数百万人の生徒への到達を目指す「Hour of AI」プログラム/高校生向けにメンター制度と全国規模の発表の場を提供する「Builders Challenge」/OpenAIのスタッフによるAI Foundationsのカリキュラム支援/OpenAI社員が自らの仕事について語る「Career Journeys」シリーズ/児童発達・若者政策・学習科学の専門家で構成される諮問委員会
- 未公表の点: 発表では、予算規模、対象となる学校・生徒数の目標、「今後1年間」以上に踏み込んだ個々のプログラムの具体的な開始時期、測定可能な成果指標などは示されていない
- 位置づけ: 今回の提携は、単独の製品発表というよりも、ChatGPTを教育向けツールとして位置づけようとするOpenAIのより広い取り組みの一環として、ChatGPT for Teensの発表に付随する形で示された
その後
今回の発表は複数のプログラム名と諮問体制を示す枠組み発表という色合いが強く、外部が実際の規模を評価する材料となる予算・規模・時期といった運用面の詳細にはほとんど踏み込んでいない。実質的には同日発表されたChatGPT for Teensを後押しする補足的な位置づけであり、新製品の安全機能・学習機能と並べて示せる教育分野のパートナーをOpenAIが確保した形といえる。