Copilot CoworkとCopilot Studioで、自然言語から業務アプリを作れるように
Microsoftが、Copilot CoworkとCopilot Studioに、自然言語でアプリを作る機能を追加しました。欲しいアプリを言葉で説明するだけで、社内データにつながり、IT部門の管理下に置かれたフルスタックのアプリをCopilotが生成してくれます。Copilot StudioとPower Platformを率いるRyan Cunningham氏(コーポレートバイスプレジデント)による発表です。
詳細
- 仕組み: 実現したい業務の成果、利用者、扱うデータ、必要な操作を説明すると、Copilot Studioがエージェント型のコーディングでアプリのひな形を生成。あとは会話しながら手直しし、プレビューで確認したり、生成されたコードを直接見たりできます
- 対象ユーザー: 一般の業務担当者から、上級のローコード開発者、プロの開発者まで
- データと操作: コネクタとWork IQで組織の文脈を取り込み、データの読み取り、操作の実行、業務システムへの書き戻しまでを、すべてMicrosoft 365テナントの境界内で行います。例として、新入社員のオンボーディング管理アプリやフィールドサービス用アプリが挙げられています
- 開発基盤とガバナンス: オープンな標準技術で作るフルスタックアプリで、Gitによるソース管理、デプロイステージ、バージョンの分離に対応。Microsoft EntraのIDと、組織のデータ・コネクタポリシーが最初から適用され、公開されたアプリはIT管理者がMicrosoft 365管理センターで管理できます
- 共有: 共有されたアプリはmanagedapps.cloud.microsoft.comで見つけられます
- 課金: アプリの作成と実行は従量課金
- 提供状況: Copilot Coworkでは、Microsoft Frontierプログラムのメンバーが
/appスキルですぐに利用可能。Copilot Studioでは新しい「アプリ」タイルから使え、翌週にかけてパブリックプレビューとして順次展開されます
その後
この方向性は、2週間後の9月25日に発表された「新しいCopilot」に取り込まれました。そこでは、アプリ作成に特化した「Code」と、Cowork・Code・Copilot Studioで作ったアプリをテナント内で動かす「Copilot Managed Runtime」が登場しています。今回の発表は、いわゆる「バイブコーディング」で作る社内ツールを、外部サービスに頼るシャドーITではなく、管理と課金が行き届いたMicrosoft 365の一部にしようとする動きの最初の具体的な一歩となりました。