xAI、新しい安全対策スタックを備えた「Grok 4.7」をリリース——料金はGrok 4.6と同額
xAIは、コーディングと専門的な知識作業を主眼に置いた「Grok 4.7」をリリースしました。より大規模なベースモデルを、難易度の高いタスクを対象とした拡張版の強化学習で訓練しています。
詳細
- 基本的な挙動: Grok 4.6と比べて難しいタスクに長く取り組み、自らの成果をより慎重に検証するようになった。コンテキスト管理と自己検証能力も向上し、対話インターフェース「Grok Bot」とのネイティブ統合にも対応
- ベンチマーク: コーディングを測るCursorBench 4.0で46.3%、法律分野のHarveyベンチマークで19.6%、電気工学ベンチマークで64.0%、臨床推論で56.7%を記録。Grok 4.6と比べて、文書作成・専門的なオフィス業務・ターミナル操作で顕著な向上を見せつつ、速度は同等を維持
- 安全性の変更点: xAIは「全く新しい安全対策スタック」を導入したとし、ジェイルブレイク耐性の強化とサイバー能力のバランス調整を実施。バイオセキュリティ関連のベンチマークでは62.4%を記録
- 料金: 入力100万トークンあたり2ドル、出力100万トークンあたり6ドルと、Grok 4.6と全く同じ料金を維持
- 提供状況: Cursor、Grok Build、Grok API、各種サードパーティプラットフォームから利用可能。x.ai/buildでは無料トライアルも提供
その後
「Grok 4.7」は、能力向上にもかかわらず前世代からの値上げなしでリリースされました。GPT-6 Sol・Luna、Claude Opus 5.5と同じ週の登場となり、主要AI各社が数日の間隔でそれぞれ中間サイクルのモデル更新を投入する形になっています。