Qwen ニュース 2026/09/24 AI判定 重要度:中

アリババ、Apsara Conferenceでエージェント型PC「Qwen Book」とAIウェアラブルを発表

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アリババは杭州で開催した2026年のApsara Conferenceで、Qwenブランドをモデルだけにとどまらず大きく拡大し、新しいエージェント型PC、AIグラス、イヤホン、そしてQwen AIスタックを軸にしたポータブルレコーダーを発表しました。アリババの公式ニュースサイトAlizilaが2026年9月24日に伝えています。

詳細

  • Qwen Book: 「Qwen Desktop OS」を搭載した“エージェント型コンピューター”。アリババは「OSをハーネスとして使う」というコンセプトを掲げ、Qwenのモデル・OS・アプリ・クラウドサービスを一つの環境に統合。例えば、本体のスタイラスに内蔵されたマイクに向かって指示を話すだけで、クラウドからファイルを取得し、該当するスライドを特定して編集を行い、ユーザーの承認を仰ぐといった動作が可能
  • Qwen Glasses N1 / N1 Pro: 一人称視点で撮影できる5,000万画素カメラを搭載したスマートグラス。上位モデルの「N1 Pro」はアイトラッキングにも対応し、物体認識や虹彩認証による決済ができる。予約受付は9月22日に開始し、販売は10月13日から
  • Qwen Clip: Boseと共同開発したオープンイヤー型のクリップ式AIイヤホン。Qwenアシスタントを軸に、対面での通訳、メモ取り、音声によるタスク実行に対応。予約・販売スケジュールはグラスと同様
  • QwenNote A2: 重さ67gのポータブルレコーダー。6基のマイクで最大8メートルの集音範囲をカバーし、4G通信に対応。バッテリーは文字起こし連続稼働40時間、待機18日間をうたう。価格は1,199元で9月22日に発売。プライバシー保護の暗号化を備えたQwen-Audioモデルで駆動し、録音内容を業務エージェント「QwenWork」に連携させることで、DingTalk上のメッセージ・スケジュール・タスクを自動生成する
  • カンファレンス全体の文脈: 同カンファレンスでは、スマートフォンメーカー向けのフルスタック型エージェントソリューション「Qwen Intelligence」(第一号パートナーはHONOR)や、次世代AIチップ「Zhenwu V900」も披露されたほか、まだ学習中とされる次世代モデル群「Qwen 4」ファミリーへのロードマップも示された

その後

今回のハードウェア攻勢は、アリババがQwenを単なるモデル群としてではなく、モデル・AIネイティブOS・そして今回加わった民生機器まで含む“フルスタックのプラットフォーム”として位置づけていることを示しています。これは、Qwen3.8-Omni-Flash、Qwen3.8-LiveTranslate、Qwen-Image-2.1といったマルチモーダル系ソフトウェアを立て続けにリリースしてきた同じ9月というタイミングでの発表です。グラスとイヤホンの予約は現在中国国内で受付中で、一般販売や海外展開の詳細は10月13日の発売日前後に明らかになる見込みです。