OpenAI、常時稼働型のプロアクティブエージェント「dots」を発表——GPT-6 Astra搭載
OpenAIは、GPT-6 Astraを搭載した常時稼働型AIエージェント「dots」を発表しました。ユーザーが都度指示を出す対話ツールではなく、専用のクラウドコンピュータ上で持続的に動作するプロアクティブなデジタルアシスタントとして位置づけられています。
詳細
- プロアクティブな設計: 連携アプリへの読み取り専用アクセスを使い、バックグラウンドで「役立つ方法を探し」、常時指示を受けなくても自ら行動を起こす。時間とともにユーザーの好みを学習し、頼まれる前に作業を終えていることもある
- 仕組み: ユーザーは名前を付けたdotを作成し、プラグイン経由で最大4,000個のアプリと連携可能。テキストまたは音声での会話を通じてdotとやり取りでき、連携したすべてのチャネルを横断して文脈を保持。独自のブラウザとクラウドコンピュータを使って複数プロジェクトを同時に処理し、許可すればユーザー自身のデバイスへもアクセスできる
- 作業例: バグの調査、デザインの実働アプリへの変換、プロジェクト調整、請求書の作成、メールマーケティングやカスタマーサポートへの対応。パスワード変更などの機微な操作には依然として人間の承認が必要
- 提供状況・価格: 対象市場のProおよびBusiness Premium加入者向けに展開を開始。Enterprise利用者はベータ版としてアクセス可能。最初のdotは追加費用なしで利用でき、今後dotの追加やスケーリングオプションが提供される予定
- 通常のChatGPTとの違い: dotsは永続的なアイデンティティと記憶を保持し、単一のチャットセッションではなく専用のクラウドリソース上で動作。連携アプリを横断して継続的に稼働し、アカウントに影響する操作には承認フローが組み込まれている
その後
dotsは、DevDay 2026におけるGPT-6.1 Solと並ぶ2大目玉発表の一つであり、OpenAIがチャット型インターフェースから常時稼働型エージェントモデルへと最も明確に踏み出した一歩と言えます。GPT-6 Astraのリリースで示されていた自律的なコンピュータ操作の方向性をさらに推し進めるものであり、競合各社の常時稼働型アシスタントへの対抗という位置づけも持っています。