GLM ニュース 2026/10/13 AI判定 重要度:高

Z.ai、コーディング強化とサイバー能力の創発を伴うGLM-5.3を発表

#GLM#Z.ai#サイバーセキュリティ#オープンウェイト

2026年10月13日、Z.aiは「Frontier Coding with Emergent Cyber Capabilities」と題してGLM-5.3を発表しました。ベースモデルはGLM-5.2と同じで、向上はすべて、より多く難しい長時間タスク環境でのポストトレーニング拡大によるものだとしています。

詳細

  • コーディング: Z.aiはオープンウェイトで最も高性能なコーディングモデルとし、社内のZ.ai Code BenchでGLM-5.2比50%向上、Terminal Bench 3.0とAgents’ Last Examでオープンソース最高水準だとしています。
  • GLM-5.2との比較(Z.ai報告値): Terminal Bench 2.1は88.2対81.0、Terminal Bench 3.0は28.3対4.6、DeepSWE v1.1は66.9対46.2、SWE-Marathonは42.5対19.4、CyberGymは84.5対77.2、ツールありHLEは62.5対54.7。Z.aiの比較表では、GPT-5.6 SolやFable 5などが複数のコーディング・エクスプロイト系指標でなお上位です。
  • サイバー能力: ポストトレーニングの拡大中に、想定より速くサイバー能力が伸びたと説明しています。CyberGymで最高水準、エクスプロイト系ベンチマークではGLM-5.2の2倍超(ExploitGymは105 / 130対29 / 39)です。
  • オープンウェイト: ブログでは、安全性評価と強化が済んだ後、公開の2週間後に重みを公開するとしていました。現在zai-orgのHugging FaceにはGLM-5.3(7530億、reasoning_effortはlow/high/max)とGLM-5.3-Flashが掲載されていますが、モデルカードに公開日の記載がなく、重みが実際に公開された日は未確認です。GLM-5.3のライセンスは「glm-5.3」と表記され、本文は確認できませんでした。GLM-5.2はMITでした。
  • GLM-5.3-Flash: モデルカードによると総パラメータ約3210億・アクティブ約180億、MITライセンス、ネイティブのマルチモーダル、Terminal-Bench 2.1は84.3。Z.aiはGLM-5.2を上回りながら価格は10分の1としています。カードに公開日の記載はありません。

その後

重みの公開を安全性の強化後に回した点は、GLM-5.2の公開時とは異なり、Z.ai自身が強調するサイバー能力の結果を反映したものとみられます。主力のGLM-5.3は単純なMITではない表記になっているため、商用利用の前にライセンス本文を確認してください。