GitHub Copilot ニュース 2026/10/22 AI判定 重要度:中

Copilot利用状況メトリクスAPI、カスタムスキル・エージェント・MCPサーバーの名前表示とOpenCode等のツール集計に対応

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GitHubは2026年10月22日と23日に、Copilot利用状況メトリクスAPIへ関連する2つの改善を入れた。組織が作成したカスタマイズの実名がレポートに表示されるようになり、新たなクライアント別内訳により、これまで把握できなかったOpenCodeなどのツールのモデル利用も集計される。

詳細

  • カスタマイズ名の表示(10/22): エンタープライズ/組織レポートのスキル、カスタムエージェント、MCPサーバー、スラッシュコマンド、プラグインの各リストに、これまで「other」や「custom」にまとめられていた顧客定義項目の設定名が表示される。
  • エントリ数の拡大: 各リストは1レコードあたり最大25件(従来は5件)。残りは末尾の「other」に集約される。インタラクション数と個別利用数の計算方法は従来どおり。
  • 対象範囲: 名前の取得元はCopilot CLI(対話モード・プロンプトモード)、GitHub Copilotアプリ、JetBrainsなどのACP連携、Copilot SDK。プロンプトモード、アプリ、ACP連携はCopilot CLI 1.0.97以降、SDKはv1.0.21以降が必要。IDE内蔵チャットのテレメトリからは名前は報告されない。
  • 命名ルール: 名前は設定どおりに、前後の空白を除去し128文字までで報告される。ファイルパスのような名前は引き続き「other」または「custom」に分類される。リリース後に処理されたレポート日のみ名前が反映される。
  • 新しいtotals_by_client(10/23): エンタープライズ、組織、エンタープライズユーザー、組織ユーザーの各レポート(1日版・28日版)に新しい配列が追加された。各エントリにはclient(opencode、claude_code、codex、vscode、jetbrainsなど。未認識のものはother)、request_count、session_count、token_usage、モデル別のtotals_by_model(model_selection_mode付き)が含まれる。
  • 注意点: リクエスト数はプロンプト数ではなくモデル呼び出し数で、1つのプロンプトが複数回の呼び出しになり得る。クライアントは各リクエストに付くインテグレーションIDで識別されるため、あくまで目安のグルーピング。データはクライアントのテレメトリ由来で、過少計上の可能性がある。変更は追加のみで、利用がなければtotals_by_clientは空配列になる。
  • アクセス権: エンタープライズオーナー、請求マネージャー、組織オーナー、「View Copilot Metrics」権限を持つカスタムロールのユーザーが閲覧でき、Copilot利用状況メトリクスのポリシーを有効にする必要がある。

その後

どちらの変更も同じ課題に対応している。管理者はCopilotが使われていることは分かっても、どの社内カスタマイズや外部ツールが利用を牽引しているかは見えなかった。スキル・エージェント・MCPサーバーの名前が分かれば、社内ツール展開後の定着状況の追跡や、的を絞った導入支援ができる。クライアント別内訳が重要なのは、IDE外の多くのツールがエディタのテレメトリを送らず、totals_by_ideから漏れていたためだ。サーバー側で数えることで、ツール間のリクエスト量やトークン量を比較できる。ただしテレメトリやクライアント識別の制約があるため、厳密な会計ではなく傾向把握向けの数字と考えるべきだろう。