Kimi ニュース 2026/10/24 AI判定 重要度:高

Moonshot、100万トークン対応と3Dモデリングを備えたKimi K3.1 Proを発表、オープンウェイトは11月4日まで

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Moonshot AIは、K3.1シリーズ第1弾となる「Kimi K3.1 Pro」を発表した。同社は「最も高性能な3Tクラスのオープンウェイトモデル」と位置づけている。Kimiのブログ一覧では2026年10月24日付で掲載されている。

詳細

  • モデル: Kimi K3に、はるかに多い追加学習計算量を投じた後訓練版で、数百の下流ドメインにわたる大規模な統合強化学習を用いている。コンテキストウィンドウは100万トークン。K3.1 Proの2〜3倍の速度で動くHighspeed版もある。
  • コーディング: 簡単な修正からプロジェクト全体の構築まで対応し、Unity、Unreal Engine、Godotで使え、Web検索や3D生成も利用できる。
  • 3Dモデリング: テキスト、スケッチ、参考画像から3Dモデルを作成し、BlenderやCADツール用のスクリプトも書ける。「3D Make」機能はkimi.comとKimiアプリで利用可能で、3Dプリント、動画、Live Photosへの書き出しに対応する。
  • 金融: モデリング、リサーチ、事業運営のシミュレーションを想定し、事実の正確性も改善したとしている。
  • ベンチマーク(Kimi公表値): Terminal-Bench 4.0はK3.1 Proが65.7%、GPT-6 Astraが58.2%、Claude Opus 5.5が66.4%。OfficeQA Pro v2は64.4。社内のKimi Code Bench 3.0 Long-horizonは61.2%で、K3の55.95%から向上。Kimi Hallu Bench(高難度・ツールあり)の主張単位のハルシネーション率はK3の23.4%から8.3%に低下した。ただし同社は、これは誤りを誘発するストレステストであり日常の誤り率ではないと注記している。
  • サイバーセキュリティ: 悪用リスク低減のため、中間学習とRLの段階からサイバー関連データを除外した。Kimiは、K3.1 Proのサイバー能力は公開から3か月以上経つ最先端のプロプライエタリモデルに及ばないとし、サイバー能力の絶対的な最前線を押し広げるオープンウェイトは公開しない方針だと述べている。
  • 提供状況: kimi.comとiOS・Android・HarmonyOSアプリ、Kimi Workデスクトップ版3.1.0以降、Kimi Codeの/modelコマンド、APIのモデルID kimi-k3.1-proとkimi-k3.1-pro-highspeed(Zero Data Retention対応)。Kimi Businessでは既定でオフで、管理者が有効化する必要がある。ページには具体的な価格の記載はない。
  • オープンウェイト: 完全なウェイトは2026年11月4日までに公開予定。

その後

K3.1 Proは7月のK3に続くモデルで、コーディングだけでなく、長いコンテキストと3D・金融ワークフローを前面に出している。サイバー関連データの意図的な除外と、オープンウェイトのサイバー能力を段階的に引き上げる計画は、オープンウェイト公開における注目すべき姿勢だ。ベンチマークはMoonshot自身の数値で、競合のスコアの一部は第三者の報告や社内実行に基づくため、ウェイト公開と外部評価が出るまではベンダー公表値として扱うのが妥当だろう。