Mistral、Mistral Large 4(Le Chonk)のオープンウェイトを公開
Mistralは2026年10月29日、通称Le ChonkのMistral Large 4のオープンウェイトを公開しました。今月初めのパブリックプレビューに続くものです。欧州のインフラでゼロから学習した1兆パラメータのネイティブマルチモーダルモデルで、Mistralは「コーディングで最良のオープンウェイトモデル」としています。
詳細
- コーディング: CognitionのプライベートなFrontierCode 2.0で19.7%、Artificial AnalysisのCoding Agent Indexで48%(GLM-5.3とほぼ同等で、タスクあたりのトークンは47%少ない)、Terminal-Bench 4.0で41%(プレビューから13ポイント向上)。Surge Codeのブラインド評価ではClaude Opus 5.5に次ぐ2位でした。
- 推論モード: Low、Medium、High(既定)の3段階。
- エージェントと業務: FinWorkBenchで73.3%(オープンモデルではKimi K3に次ぐ2位)、BrowseCompで84.5%、B3 Agent Security Benchmarkで攻撃の97.1%に耐性があります。
- サイバーセキュリティ: Artificial AnalysisのCyber Indexで51%、悪意あるサイバー関連の依頼を平均96.6%拒否します。実際の攻撃への上積みの可能性が見られたため、ガードレールを修正中とのことです。ペネトレーションテスト向けの派生モデルは、Orange Cyberdefenseなどのパートナーに限定プレビューされています。
- ライセンス: 修正MITライセンスのMistral Ecosystem Open-Weight license。MaaS事業者は別途商用ライセンスが必要です。
- 提供先: Mistral Studio、Mistral API、OpenRouter、Hugging Face(Mistral-Large-4-1T-A52B、vLLM/SGLang対応)、NVIDIAのエンドポイントとNIM、Microsoft Foundry、Vibe Code。
- 価格: 入力100万トークンあたり0.70ドル、キャッシュ入力0.07ドル、出力2.10ドル。
- 技術レポート: 近日公開とされています。
その後
重み公開により、10月のプレビュー版が自社ホストやファインチューニングできる形になりました。追加3週間のRLが改善に寄与したとされます。Mistralは、Large 4をより専門的なモデルの土台にすると述べています。数値はいずれもベンダー報告で、技術レポートはまだ公開されていません。