GitHub Copilot、テクニカルプレビューとして登場——AIペアプログラマーの原点
GitHubが2021年6月29日、AIペアプログラマー「GitHub Copilot」のテクニカルプレビューを発表しました。OpenAIと共同開発した「OpenAI Codex」を使い、書きかけのコードから文脈を読み取って一行、あるいは関数全体を提案するツールで、現在まで続くAIコーディングアシスタント競争の出発点となった製品です。
詳細
- 技術基盤: 公開されているGitHub上のコードを含む膨大なコードで学習した「OpenAI Codex」を採用。単なるGPT-3ベースではなく、コード生成に特化したモデルとして発表された
- 対応言語: Python、JavaScript、TypeScript、Ruby、Goで特に高い性能を発揮するとされた(他言語にも一部対応)
- できること: コードの続きを提案するだけでなく、テストコードの生成や、見慣れないAPIの使い方を探る手助けもこなすとされた
- 提供形態: 一般公開ではなく、登録制のテクニカルプレビュー。利用希望者はウェイトリストに登録する必要があった
- 反応: 「AIが書いたコードの著作権はどうなるのか」「学習データに使われたオープンソースコードのライセンス的な扱いは」といった議論が開発者コミュニティで巻き起こった
その後
このテクニカルプレビューが、2022年6月の一般提供(GA)開始、そして2023年のCopilot Chat・Copilot Xへとつながっていきます。OpenAI Codexを土台にした「コードを書くAI」という発想は、後にGitHub Copilotを中心とするAIコーディングツール市場全体の原型になりました。