ChatGPT ニュース 2025/05/16 AI判定 重要度:高

OpenAI、クラウド型ソフトウェアエンジニアリングエージェント「Codex」を研究プレビュー公開

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OpenAIが2025年5月16日、ChatGPT上で動くクラウド型のソフトウェアエンジニアリングエージェント「Codex」を研究プレビューとして発表しました。前月公開したローカル向けの「Codex CLI」に続く展開で、コード生成に最適化した新モデル「codex-1」を搭載し、複数のコーディングタスクを並列のクラウドサンドボックス環境で同時にこなせるのが特徴です。これにより「Codex」は単なるモデル名から、機能追加やPR提案までこなす本格的なエージェント製品へと生まれ変わりました。

詳細

  • 概要: 独立したクラウドサンドボックスにリポジトリを読み込ませ、その中で機能追加・コードに関する質問への回答・バグ修正・プルリクエストの提案などを並列にこなすエージェント
  • 搭載モデル「codex-1」: OpenAIの推論モデル「o3」をソフトウェアエンジニアリング向けに最適化した専用モデル。実世界のコーディングタスクを使った強化学習により、人間のコーディングスタイルやPRの好みに近い出力を生成するよう訓練
  • 作業の透明性: ターミナルのログやテスト結果など、作業内容を裏付ける証拠を提示しながらタスクを実行(所要時間はタスクの複雑さに応じて1〜30分程度)
  • 提供対象: 発表当日からChatGPT Pro・Business・Enterprise向けに提供開始。Plus・Edu向けは「近日提供」とされ、実際にPlusへの提供は2025年6月3日に開始
  • 料金: API経由の軽量版「codex-mini-latest」は入力100万トークンあたり1.50ドル、出力100万トークンあたり6ドル(プロンプトキャッシュ利用時は75%割引)。ChatGPTプラン内では当初寛大な無料枠が提供され、その後レート制限付きの利用や追加課金オプションへ移行

その後

このクラウド型Codexは、その後数カ月で急速に機能拡張が進みます。2025年8月にはIDE拡張機能と専用モデル「GPT-5-Codex」が加わって「ローカルとクラウドを横断する統一体験」へ、同年10月のDevDayでは正式に一般提供(GA)へ移行し、Slack連携やSDKも整備されました。研究プレビューという実験的な立ち位置から、OpenAIの開発者向け戦略の中核製品へと急成長していくことになります。