Cognition、Devinの大規模変更を分割レビュー可能にする「Stacked PRs」を発表
Devin開発元のCognitionが、AIによる大規模な変更を1つの巨大なPRではなく、小さく独立してレビュー可能なPRの「スタック」へ自動分割する新機能「Stacked PRs」を発表しました。
詳細
- 背景にある課題: Cognitionが引用したFaros AIの2025年調査によると、AIコーディングの活用度が高いチームほどマージするPR数は98%増えた一方、PRあたりのレビュー時間は91%増加、平均PRサイズも154%拡大し、DORAの開発生産性指標には目立った改善が見られなかった。AIエージェントが人間のレビュー速度を上回るペースで作業を生み出してしまっていたという
- 仕組み: 1つの巨大なPRを提出する代わりに、Devinが変更を単体でレビュー可能な小さな自己完結型PRの「スタック」に分解する
- アーキテクチャ理解の活用: この分解には、リポジトリのモジュール構成やモジュール間の依存関係を継続的にインデックス化するDevinの仕組み「DeepWiki」を活用し、恣意的にではなくアーキテクチャ上の自然な境界線に沿って変更を分割する
- 自動リベース: レビュアーがスタックの前段のPRに修正を要求すると、Devinが後続のPR群を自動的にリベースし、発生したコンフリクトも解消する
- 既存PRの再構成: 既にある巨大なPRを後から整理されたスタックへ組み直すことも可能
- スタック全体の管理: 個々のPRだけでなく、スタック全体のCIステータス・レビュー状況・マージ可否をDevinが一括管理する
- 提携先: GitHubと共同で開発
使ってみるには
- Stacked PRsは既にDevinユーザー向けに提供開始されており、大規模なタスクをDevinに依頼すると必要に応じて自動的にスタックへ整理される
- 詳細はCognitionのブログ記事(devin.ai/blog/introducing-pr-stacks)を参照