Google、「Gemini 3.7 Flash」を発表 ― コーディングとエージェント性能が大幅向上、価格は半額に
Googleが新モデル「Gemini 3.7 Flash」をリリースした。同社はこれを「コーディングとエージェント用途において、これまでで最も賢いワークホースモデル」と位置づけている。前モデルのGemini 3.6 Flashからわずか3週間というスピードでの投入だが、開発者からのフィードバックとアルゴリズム改善を取り込み、ベンチマークスコアを大きく伸ばしつつ、導入価格を半分に引き下げた。
詳細
- コーディング・エージェント系ベンチマークが急伸: Gemini 3.6 Flash比で、FrontierCode 1.1 Mainは34.4%から43.6%に、DeepSWE v1.1は49.0%から65.3%に上昇
- Web開発: WebDev ArenaのEloレーティングが1538から1588に向上
- 文書処理とビジネス自動化: 文書処理ベンチマークのGDP.pdfが22.0%から34.0%に、ビジネス自動化のAutomationBenchが17.0%から30.4%に改善
- 価格は半額に: 2026年12月31日までの導入価格は、入力トークン100万につき0.75ドル、出力トークン100万につき3.75ドルで、Gemini 3.6 Flash比で50%の値下げ。2027年1月1日からは通常価格の1.50ドル/7.50ドルに移行
- 提供先: 開発者向けにはGoogle AI Studio、Android Studio、Google Antigravityで、企業向けにはGemini Enterprise Agent PlatformおよびGemini Enterpriseアプリで、コンシューマー向けには160カ国以上のGoogle AI Pro/Ultra加入者向けGemini Sparkで、それぞれ利用可能
- 安全対策: CBRN(化学・生物・放射性物質・核)の悪用やサイバー攻撃リスクへの安全対策を強化しつつ、コーディングやエージェント用途での正当な能力は維持したとしている
使ってみるには
開発者はGoogle AI Studio、Android Studio、Google Antigravityから今すぐGemini 3.7 Flashを利用できる。企業顧客はGemini Enterprise Agent Platformおよびアプリから、Google AI Pro/Ultra加入者はGemini Sparkからそれぞれアクセス可能。導入価格は2026年末まで適用され、それ以降は通常料金に切り替わる。