Lovable、リアルタイム音声会話・EU限定AI処理・APIキーのIP許可リストを追加
Lovableは2026年10月1日、3つのアップデートを同日のチェンジログで公開しました。アプリ向けのリアルタイム音声会話機能、Enterpriseワークスペース向けのEU限定AI処理オプション、そしてワークスペースAPIキー向けのIP許可リスト機能です。
詳細
- リアルタイム音声会話(GPT Live): ビルダーは自分のアプリのAI機能に、割り込み可能なリアルタイム音声会話を追加できるようになった。ユーザーが「音声チューター」や「音声アシスタント」など望む会話の種類を記述するだけで、Lovableがそれを構成する。この機能にはTanStack Startが必要で、利用にはクレジットを消費する
- EUデータ処理: Enterpriseプランの管理者・オーナーは、ワークスペースの「プライバシーとセキュリティ」設定からEU推論を有効化できるようになった。有効にすると、開発中・公開済みアプリの両方でAIモデルへのリクエストがEU圏内のプロバイダー経由で処理される。ただし一部のモデル・機能はEU設定下では利用できず、クレジット消費量も増加する
- APIキーのIP許可リスト: Business・Enterpriseプランの管理者は、ワークスペースAPIキーをIPアドレス・IP範囲の許可リストに制限できるようになった。キー作成時または作成後にメニューからCSVファイルをアップロードして設定する。許可リストにないアドレスからのリクエストは自動的に拒否される
その後
この3つの更新はいずれも同日に実施され、消費者向けの創造的機能と並行して、エンタープライズ向けの信頼性・コンプライアンス強化に重点を置いています。リアルタイム音声会話は、Lovableで作られたアプリをテキストやビジュアルのインターフェースから音声による対話へと拡張するものです。一方でEUデータレジデンシーとAPIキーのIPアクセス制御は、AIアプリ構築プラットフォームを検討する大企業顧客にとって前提条件となりがちな、データ主権・アクセス制御の要件に対応するものです。