Kiro ニュース 2026/10/09 AI判定 重要度:高

Kiro CLI V3がデフォルト体験として段階的に展開開始

#Kiro#KiroCLI#AgenticIDE#Workflows

Kiroは、6月からオプトイン提供していたKiro CLI V3を、CLIのデフォルト体験として展開すると発表しました。V3はKiro IDEおよびKiro Webと同じエージェントハーネスで動作します。

詳細

  • 展開スケジュール: 10月12日から、起動時のプロンプトで切り替えを段階的に案内します(「V3に切り替えて設定をアップグレード」「後で通知」「今後表示しない」)。CLI 3.0は10月末までに提供予定で、インラインのシェル補完、CLIデスクトップアプリ、Classicが廃止されます。
  • ワークフロー: 複数ステップのタスクを、計画・実装・レビューを行うエージェントで実行し、各ステップは新しいセッションで動きます。設定で有効化するオプトイン方式です。
  • クラウドセッション: kiro-cli --cloudでリポジトリを指定すると、切断後も作業が続き、別のマシンから再開できます。IAM Identity Centerの管理者による有効化が必要で、現時点ではus-east-1のみです。
  • メモリ、スペックモード、タンジェント: /memoriesで保持コンテキストを管理、/spec newで実装前に要件と設計をレビュー、/tangentでメインのコンテキストに影響しない脇道の会話を開けます。
  • 切り替えと戻し方: kiro-cli --v3で1セッションだけ試用、kiro-cli settings chat.agentEngine v3でデフォルト化、kiro-cli --v2で1回だけV2に戻せます。V2のセッションはV3で再開できますが、逆はできません。
  • 設定の移行: 元の設定は<name>.json.bakにバックアップされ、/upgrade-agentで移行や再実行ができます。プロンプト、モデル、リソース、MCP定義は引き継がれ、変換できないフックは警告付きで除外されます。
  • 権限と廃止: 信頼ツール一覧はアクションとリソースのルールに置き換わり、denyがask、askがallowより優先されます。use_awsツールは廃止されシェルのルールで代替、Classicは非対応です。

その後

10月20日にはIDEとCLI向けのメモリが公開され、CLIではローカルのV3セッションで動作します。つまり最新のターミナル機能を使う道はV3です。V2のフック、use_awsの許可リスト、ACP連携に依存するチームは、CLI 3.0の提供前に移行時の警告を確認しておくべきです。