KiroがIDEとCLIにメモリ機能を導入、デフォルトはオフ
Kiroは、Kiro IDEとCLI向けのメモリ機能を発表しました。作業の好み、リポジトリ固有のコマンドや慣習、修正内容、デバッグでの気づき、すでに除外したアプローチをKiroが覚え、説明を繰り返す手間を減らします。
詳細
- ルールとの違い: ステアリングのルールやプロジェクト文書は最初に明示できる文脈向け。メモリは作業中に生まれる文脈向けです。過去の会話をそのまま再生するのではなく具体的な文脈を保持し、理解の変化に応じて更新できます。
- 保存と適用範囲: メモリはマシン内にローカル保存され、そのマシン上のIDEとCLIで共有されます。各メモリはグローバル、または特定のリポジトリ限定にできます。
- 可視性: IDEではメモリの参照・作成・更新・削除がチャットに表示され、アクティビティバーのMemoriesビューで閲覧、検索、確認、削除ができます。CLIでは想起されたメモリがMemoryエントリとして表示され、
/memoriesで検索、プレビュー、オープンできます。 - デフォルトはオフ: 既存メモリの利用と、作成・更新を別々に制御できます。IDEではMemoriesビューの設定でUse and learnを選び、CLIでは
/memoriesでread & write権限を設定します(変更は新しいセッションから有効)。想起されたメモリはコンテキスト使用量を増やします。 - 対応バージョン: Kiro IDE 1.4.0以降、およびローカルV3セッションのKiro CLI 2.29.0以降。
その後
CLI V3がデフォルトへ向かうタイミングでの提供です。ローカル保存、確認可能、オプトインという設計は、プライバシーやコンテキスト肥大の懸念に配慮したものです。発表ではクラウドセッションへの言及がなく、現時点ではローカル作業向けの機能です。