ChatGPT ニュース 2026/10/27 AI判定 重要度:中

OpenAIとOracleが提携拡大、OracleアプリをChatGPTに統合へ

#ChatGPT#Oracle#Codex#Enterprise

OpenAIとOracleは提携の拡大を発表しました。Oracleのアプリケーションとデータを ChatGPT に取り込み、OpenAIのモデルや製品を新しいOracle製品に活用します。企業の基幹業務の運用、アプリ開発、セキュリティ強化を支援することが目的とされています。

詳細

  • 既存の利用状況: Oracleは、ChatGPT のアクティブユーザーが13万人、Codex のアクティブユーザーが9万5,000人超だと報告しています。採用チームでは、以前は2〜4日かかっていた市場調査の準備が15〜20分になったとしています。
  • Oracle AI Workspace(開発中): Oracleのアプリケーションやデータとの連携を ChatGPT に取り込み、タスクを伝えるだけで必要な情報の検索から承認済み業務フローの実行までを1か所で行えるようにします。例として、経理担当者が財務・調達・計画アプリから、組織の権限の範囲内でコスト、購買、月次締め前の情報を集める場面が挙げられています。
  • Oracle AI Security Mesh: OpenAIのサイバー向けモデルを使い、アプリやインフラの脆弱性の発見と修正を支援します。テスト用インフラはOracleが管理し、作業は各顧客の許可範囲内に限定されます。
  • Oracle AI SMB Bundle: 中小企業向けに、ChatGPT Business と Codex、Oracleのアプリ、継続的なOracle Cloud Infrastructure(OCI)クレジットを組み合わせたものです。
  • Oracle App Composer: Codex などのAIツールでアプリを作り、承認済みのOracleデータや業務フローに接続して社内で共有できます。デプロイはOCI上でOracleが管理し、権限・アクセス制御が組み込まれます。
  • 提供形態: 米国のOracle顧客は、Oracle Marketplace を通じて OpenAI API、Codex、ChatGPT Work を、既存の調達プロセスと対象のOracle Universal Credits で購入できます。
  • 未公表: 提供開始日、展開スケジュール、価格、SMB Bundle のクレジット額、米国外での提供状況。

その後

今回の発表は、ChatGPT をOracle業務アプリの入り口にしつつ、OracleがマーケットプレイスやクレジットでOpenAI製品を販売するという、流通と統合が中心の内容です。AI Workspace は開発中であり、権限や承認済みワークフローがどこまで引き継がれるかが実用性を左右しそうです。日程や価格が示されていないため、米国顧客向けのMarketplace購入を除けば、現時点ではロードマップとして見るのが妥当でしょう。