Mistral が Studio を拡張、Le Chonk 向けにマネージドエージェント、ワークフロー、アプリを追加
Mistral は、企業向け AI プラットフォーム Mistral Studio を拡張し、マネージドエージェントとアプリを追加しました。あわせてワークフロー、エンタープライズコンテキスト、エージェントの可観測性、評価の機能も強化されています。Studio は、Mistral Large 4(Le Chonk)を業務プロセスで活用する場として位置づけられています。
新機能
- マネージドエージェント: 複数ステップのタスクをこなすエージェントです。チームの手順を記したスキル、コードを実行するサンドボックス、サブエージェントを備え、フックで実行の要所にカスタムロジックを挟めます。ランタイムは Studio が管理し、Mistral によると毎週数百万件の Mistral Vibe セッションを支えるインフラが基盤です。開発者はエージェントがアクセスできるツール、データ、操作に制限を設けられます。
- ワークフロー: 固定ルールで進めるステップ、エージェントが判断する箇所、人が決定する場面を定義できます。中断した実行は再開できます。Mistral Vibe でプロセスを説明すると、確認可能なコードでワークフローを生成、テスト、デプロイできます。企業システムからのイベントトリガーと、ワークフローのロジックを示す視覚的なグラフも追加されました。
- アプリ: 社内アプリ向けのホスティング、認証、アクセス制御を提供し、事前承認済みの再利用可能なコンポーネントで構築できます。アプリはエージェント、ワークフロー、企業文書の検索インデックス、共有コンテキストを利用でき、1 コマンドで専用リンクまたは Mistral Vibe 内にデプロイできます。
- Mistral MCP サーバー: Mistral Vibe や既存のコーディングエージェントで開発し、ローカルでテストして Studio にデプロイできます。
- 可観測性と評価: OpenTelemetry トレースでモデル呼び出し、ツール利用、承認を追跡できます。評価機能では、プロンプト、モデル、ツールの変更をリリース前に自社データセットで検証できます。
- デプロイ: モデルとプラットフォームは、自社クラウド、VPC、オンプレミス、Mistral ホスト環境、またはそれらの組み合わせで運用できます。
導入企業
Mistral は、ABANCA、Accenture、Alten、BNP Paribas、Capgemini、CMA CGM、Tata Consultancy Services が Studio を本番で利用していると挙げています。
その後の展開
今回の発表は、10 月 29 日の Le Chonk のオープンウェイト公開に続くものです。新しい Studio 機能の料金や一般提供の条件は、発表では明らかにされていません。