Amazon移籍後のAdept、独自言語「AWL」でエージェント構築の再出発をアピール
共同創業者兼CEOのDavid Luan氏らがAmazonへ移籍してから約2か月後、Adeptが新CEO Zach Brock氏の体制下で独自のワークフロー言語「Adept Workflow Language(AWL)」を紹介する記事を公開しました。会社が消滅したわけではなく、縮小した体制で製品開発を続けていることを示す発信です。
詳細
- AWLとは: JavaScript ES6の構文的サブセットとして設計された独自言語で、マルチモーダルなWeb操作を記述するための抽象化を提供
- 使い方: ユーザーが自然言語で書いた指示をモデルが詳細なAWLコードへと変換し、そのままエージェントの操作手順として実行される仕組み
- 体制: エンジニアリング責任者から昇格したZach Brock氏がCEOを、Tim Weingarten氏がプロダクト責任者を務め、創業メンバー流出後も製品開発チームは存続
- 位置付け: Amazonへの技術ライセンスと人材移籍という大きな変化の後も、Adept独自としてエージェント構築ツールの開発を継続していることをアピールする内容
その後
この記事が、当メディアが確認できた範囲でAdept公式ブログの最後の実質的な発表です。2025年から2026年にかけて同社からの新製品・大型発表は見当たらず、Amazon側でも移籍したDavid Luan氏がAGIラボ責任者を務めた後、2026年には同ラボを去ったと報じられるなど、当初の中核創業者5人のうち4人がすでにAmazonを離れた状態にあります(Kelsey Szot氏のみAmazonのAGIチームに残留)。Adept自体は法人として存続しているとみられますが、目立った新展開が乏しいため、当メディアでは「最新ニュース」記事の掲載を見送りました。