Codex、IDE拡張機能と専用モデル「GPT-5-Codex」で「統一されたエージェント体験」へ
OpenAIが2025年8月27日、コードの生成・レビューに最適化した新モデル「GPT-5-Codex」と、VS CodeやCursorなどで使える「Codex IDE拡張機能」を発表しました。ターミナル(Codex CLI)、クラウド、IDE、GitHub、ChatGPTアプリという複数の場所に散らばっていたCodex体験を、ひとつのChatGPTアカウントで繋がる統一プロダクトへとまとめたのが今回のアップデートの核心です。
詳細
- GPT-5-Codex: GPT-5をソフトウェアエンジニアリング向けにさらに最適化したモデル。タスクの複雑さに応じて思考にかける時間を動的に調整し、単純な依頼には素早く、複雑な作業にはじっくり時間をかける設計。コードレビュー・リファクタリング・フロントエンド開発を特に得意とする
- Codex IDE拡張機能: VS Code・Cursorなど主要エディタの拡張機能として提供され、ローカルの変更をその場でプレビュー・編集しながらCodexエージェントを使える。クラウドタスクの管理もIDE内から可能に
- GitHubコードレビュー: プルリクエストを自動でレビューし、コードの意図・依存関係・テスト実行結果まで分析した上で、PRの意図と実際の差分が一致しているかを検証する機能を追加
- 統一体験: ターミナル・IDE・Web・GitHub・ChatGPT iOSアプリのいずれからでも同じChatGPTアカウントでCodexにアクセスできるよう整理
- 提供対象: ChatGPT Plus・Pro・Business・Edu・Enterprise各プランに含まれる形で提供。API経由でのGPT-5-Codex利用は2025年9月23日から開始
- 急成長: GPT-5-Codexは公開後わずか3週間で40兆トークン超を処理し、OpenAI史上最も急成長したモデルの一つになったと後に公表
その後
この統合により、Codexは「クラウド上の実験的エージェント」から「開発者の日常ワークフローに組み込まれた製品」へと立場を固めました。約1カ月半後の2025年10月、OpenAIのDevDayでCodexは正式に一般提供(GA)へ移行し、Slack連携や管理者向けツールも加わってエンタープライズ導入が本格化していきます。