Lindy ニュース 2026/07/10 AI判定 重要度:中

Lindy、ClaudeからDeepSeek v4へ全面移行──推論コストを約90%削減

#Lindy#DeepSeek#Anthropic

Lindyが、マネージドエージェント向けのモデルトラフィックの大部分をAnthropicのClaude/SonnetおよびGoogleのGeminiから、Atlas Cloud上でホストする「DeepSeek v4 Flash」へ移行したと公式ブログで発表しました。移行した経路では推論コストが約90%減少したとしています。

詳細

  • 移行の内容: マネージドエージェントのトラフィックの大半をDeepSeek v4 Flashに切り替え。より高い性能が必要な場面やユーザーが明示的に選択した場合はSonnetも引き続き利用可能
  • コスト削減: 移行対象のトラフィックで推論コストが約90%減少。創業者Flo Crivello氏はX(旧Twitter)で「数百万ドル規模の節約になり、多くの主要ユースケースでむしろ性能が向上した」と説明
  • 移行の進め方: GLM 5.1・Kimi K2.6・DeepSeek v4 Flashなど複数の候補モデルをオフライン評価で比較し、複数の推論プロバイダーでテスト。プロンプトを最適化し、社内ユーザーから段階的に展開、オンライン評価とリテンション指標を確認したうえで全面展開に踏み切った
  • 背景: Lindyのビジネスモデルは「推論コストの低下スピードが製品能力の向上スピードを上回ること」に依存しており、25人規模の同社にとってAI関連コストは人件費を上回る水準に達し「事業存続に関わる問題」になっていたと説明
  • 象徴的な発言: 「メールを書くのに神(最高性能モデル)は要らない」「ユーザーはどのモデルが書いたかを気にする必要はなく、Lindyが変わらずLindyらしく感じられることだけが重要」

使ってみるには

この変更はLindyの既存プランのバックエンドで自動的に適用されており、ユーザー側で追加設定をする必要はありません。より高い性能が必要なタスクでは引き続きSonnetなど上位モデルを選択できます。