ReplitがAttaを買収 Replitのチャットでインタラクティブなグラフを作れるように
Replitが、ビジネス分析とグラフ作成のツールを手がけるサンフランシスコの企業Attaを買収した。課題にいちばん近い現場の人が、専門的な分析ツールを別に使わなくても、データを調べ、わかったことを説明し、行動に移せるようにするのが狙いだという。統合後の最初の機能として、Replitのチャット上で使えるインタラクティブなグラフ機能がすでに提供されている。
詳細
- Attaとは:Omar Shaik氏とAmine Ben Khalifa氏が創業したサンフランシスコのスタートアップ。ビジネス分析と、そのために設計したグラフ作成を得意とする
- すぐに使える機能:Replitのチャットで使えるインタラクティブなグラフ。会話を開き、データセットをアップロードするかデータソースを接続したうえで、質問を投げるか、Replit Agentに「これを可視化して」と頼んだり特定のグラフを指定したりすればよい
- SQLなしで深掘り:業績がどこで変化したのか、どのセグメントがその変化を生んだのかを示すクエリと分析の手順はReplitが実行する。ユーザーは結果を読み解いて、次の打ち手を決めることに集中できる
- グラフの自動選択:データと質問の内容に合わせて、Replitがグラフの種類を選ぶ。例として、売上の増減にはウォーターフォールチャート、継続率の傾向にはヒートマップが挙げられている
- そのまま資料に使える品質:Attaのグラフ描画の仕組みで、ブランドに合ったインタラクティブなグラフができあがる。サイズを変えてもラベル、余白、レイアウトが自動で調整される
- 長期的な構想:Replitが掲げる「Self-Driving Company(自律的に回る会社)」の構想につながる取り組みと位置づけられている。分析を定期的なルーティンにし、結果を経営会議用のスライドにまとめ、得られた知見を次の製品やキャンペーン、社内ツールに生かす、という流れが描かれている
- 非公開の情報:買収額や買収の形態、チームの規模、顧客数、グラフ機能の料金やプランごとの制限は明らかにされていない。記事は2026年10月4日に更新されている
その後
今回の買収で、Replitの守備範囲はアプリ開発から日常的なデータ分析にまで広がる。BIツールや、ChatGPT・Claudeのデータ分析機能と重なる領域だ。9月10日にはLakebaseにネイティブ対応したDatabricks連携も始めており、データソースの接続から、共有できる分析結果を作るところまで、Replitが担える範囲が広がってきた。Attaの技術を定期レポートや、Replitで作ったアプリに組み込むダッシュボードにまで広げるのかどうかは、まだ明らかになっていない。