Manus、Manus Studioにタイムライン編集可能な本格ビデオエディターを追加
Manusは2026年10月1日、Manus Studio内に専用の「ビデオエディター」を導入しました。細かい修正のためにプロジェクト全体を再生成する必要がなくなり、AI生成動画をトラック単位で細かく調整できるようになります。
詳細
- トラックベースのレイアウト: AIが生成したカット、画像、字幕、モーショングラフィックス、ナレーション、音楽、効果音がそれぞれ独立したタイムライントラックに配置され、一般的な非線形動画編集ソフトに近い感覚で扱える
- 2通りの編集方法: マウス操作で要素をドラッグ・トリミング・並べ替えする手動編集と、自然言語でManusに指示を出し続ける編集の両方に対応
- 手動編集を尊重: 手動で編集した後に操作をManusへ戻すと、AIはその変更を上書きせず、そこから作業を続ける
- ローカル素材の取り込み: デスクトップ版では自前の動画クリップを取り込み可能。ManusがそれらをAI生成素材と合わせて文字起こし・解析し、ストーリー構成に活用する
- 導入の狙い: Manusによれば、同社のエージェントは単独で動画をおおむね80〜90%まで完成させるとのことで、ビデオエディターは人が主導する精密な仕上げでその残りのギャップを埋めることを目的としている
- 提供状況: ビデオエディターはmacOS・Windows向けのManus Studioデスクトップアプリ限定で提供。Web版ユーザーは全タイムライン機能を使うためにデスクトップ版のダウンロードへ誘導される。新たな料金は発表されていない
その後
ビデオエディターは、9月28日の「Manus 2.0」発表時には簡単に触れられただけだった機能を具体的な編集機構とともに単独発表として肉付けしたものです。プロンプト駆動の生成と、手動の微調整を保持する従来型の編集インターフェースを組み合わせることで、ManusはManus StudioをAIのスピードと最終的な仕上がりへの細かいコントロールを両立させたいクリエイター向けのハイブリッドツールとして位置づけようとしています。