Grok Buildに「Agent Dashboard」──複数セッションを1画面で並行管理
xAIはコーディングエージェント「Grok Build」に、複数の実行セッションを一括管理できる「Agent Dashboard」を追加しました。それぞれのセッションが何をしているかを俯瞰し、並行して走らせつつ、人間の判断が必要な場面だけ介入するという運用を想定した機能です。
詳細
- セッションの整理: 「入力待ち」「作業中」「アイドル」といった状態別に自動でソートされ、対応が必要なセッションが一目で分かる。Ctrl+Sで作業ディレクトリ別のグループ表示も可能
- サブエージェントの集約: 子エージェントは親セッションの配下にネストして表示され、見通しが良くなる
- プレビューと即応答: セッションを選択するとダッシュボードを離れずに出力を確認し、その場で応答できる
- インライン選択肢: セッションが承認や質問を求めている場合、その選択肢がダッシュボード上にインラインで表示される
- 新規セッションの起動: ダッシュボードの入力欄から新規セッションを起動可能。Enterでキュー投入(ダッシュボードに留まる)、Shift+Enterで即座に開く
- セッションの引き継ぎ: 任意のセッションを開いて全権操作に切り替え可能。セッション間の巡回やダッシュボードへの復帰も自由
- 永続性: ダッシュボードを閉じてもすべてのセッションは実行を継続
利用方法
- シェルから
grok dashboardで起動 - セッション内からは
/dashboardコマンドまたはCtrl+\で呼び出し - Grok Build v0.2.20以降で利用可能
その後
- 7月12日、セキュリティ研究者がGrok Build CLIによるリポジトリ無断アップロード問題を指摘
- 7月15日、その対応としてGrok Build本体のソースコードがApache 2.0ライセンスで全面公開された